つわりの日々
緊急外来へ行ったのは前回書いた記事の一度だったけど、つわりの日々はそれはそれは想像を絶する辛さでした。
9月10日くらいら12月上旬、約4ヶ月廃人でした。寝てるのも辛くて食べるのも辛くてあんなに死にたい、、、と過ぎったのは初めてでした。廃人と化して、毎日ゲーゲー吐いている私、、見かねた夫は、「じゃ、おろす?」と。。。でもここまで耐えたんだし、せっかく宿った命を守らねばととにかく耐えました。妊娠して日本への帰国がしばらくできなくなり、次帰るのはきっと一年後の秋。なのでとにかくその1年後の秋の帰国を夢見て頑張れました。(実際コロナで帰ることができなくなかったんですが。)
あー、あの時は、一日何回吐いてただろう。
携帯画面を見るのすら辛かったです。。。
つわりの時に食べたかったのはゼリー、薄味の和風スープ。しかし、スウェーデンゼリーがないんです。ゼリーが。。。ゼラチンはあるから作ればあるけどまず台所に立てない。。。もちろんスープも作れない。夫が買ってきたスープは全て味が濃くて一口も食べれず。
義母もつわりが酷かったらしく、唯一食べれたのがフランスパンとクレーム(kräm)というフルーツジャム?みたいな牛乳をかけて食べるみたいなやつ。それを勧められて買ってきてくれたんですが、ゼリーの100倍濃ゆい感じで無理でした。。。
とにかくこの国はやはりあらゆるものが味が濃ゆい!濃ゆくて何も食べれるものがない。。
というわけで、病院でも勧められたビスケットをひたすらベッドで無理やり食べてました。ビスケットと水。
つわりが始まり食べれたものの遍歴はこちら↓
フルーツ(主にみかん)、ポテトチップ(塩味、ほんの短い期間)
ビスケット、水
↓
ビスケット、水
↓
ビスケット、水、Riskakor (ポン菓子の塩味版)、みかん
バニラアイス(ハーゲンダッツのみ)、ジンジャーエール
マックのフィレオフィッシュ(ネットで見て試したら本当に食べれてびっくり)
こんな感じでした。バニラアイスは気持ち悪さを軽減させてくれましたが、本当にハーゲンダッツのみ!安いバニラアイスは無理でした。とりあえず、主食はビスケットか Riskakor。
ちなみに Riskakorはこんな感じ。↓ 味は塩だけだからこれも胃を埋めるために食べていた感じです。
つわりが少しマシな日に唯一食べたかったのは日本のものばかり(泣)
博多の柔いうどん、柔らかい食パン、ゼリー、、
コンビニに行きたかった。その頃あまりに恋しい時は、日本の食べ物 Youtubeを見てました。あ、でも食べ物動画や画像を見るだけで吐き気がしてたので気分がかなりマシになってきた後半の話です。
本当は実家から送ってもらえばよかったんでしょうが、実は妊娠していると親には言えず。私はもう高齢だったから流産するかもとかいろんな不安だらけでほぼ誰にも言えずでそれもまたキツかったです。そう、あと言えなかったのは、スウェーデンは13週くらいまでエコー検査がないのです!なので、自分の目で確かめていなくて、これが本当にちゃんと妊娠してるのか、もしかしたら子宮外妊娠だったらどうしよう!とか不安だらけでした。そしてエコーが初期にないのは、やはり流産も多いからみたいで、、、。病院で子宮外妊娠だったらどうしよう。。と相談したら、その時は痛くて血が出るからそうなったら病院に行くようにって。。。それまで処置しないことにも驚き。。。とりあえずスウェーデンの驚き検診についてはまた次回。今回はつわりがどれだけキツかったかと、何を食べてたかを。
でも本当に頑張ってよかった。つわりについてはまたちょくちょく話の中で書きたいと思います。